改変、1次プロット

 前ページで提出したプロットに対して、頂いたご意見は以下の通り。

・外からツッコミづらい
・プロットの書き方が悪い(読みにくい)
・B案だとテーマと合わないのでは?
・ケイの回想記の執筆動機が弱い
・A案だと導入が弱い
・インタビューを読ませる為の動機付けをもう少しひねれ
・キャラクタをもっと全面に押し出した方がいいのでは?
・全体を無理に入れなくてもいいのじゃ?
・主人公の設定が分かりにくい
・A案
 →ストーリーは理解しやすい
 →動機・導入が弱い
・B案
 →時代背景が分かりにくい
 →歴史物としてはこちらが良い
 →終わり方が何か微妙
 →かなり時間経過があるなら現代風の描写も入れて時代感を出したらいいんじゃ?
・タイトル決めろ!
・本編に引っ張るには相当技術が要るのじゃ?


 プロットの書き方はサーセンww タイトルはこの後七転八倒します。苦手です。

 以上、書き出すと結構キツめに感じるかもですが、終始和やかな雰囲気でしたので大したことは無いです。プロット書いてたらちゃんと書きたくなってきたので、家に戻ってから印刷所の見積もりを取り、頒布価格の計算から始めました。

頒布価格の計算

 最初に書いたとおり、本編のお試し用として頒布するものです。本編の序章は無料配布になっているので金額の計算は必要ないですし本編はキリの良いところまで書いて、単価に経費単価を載せて計算しているので頒布価格ありきの計算はしません。
 が、これはせめて400円、出来れば300円で出したかったのでその金額で頒布出来るギリギリのページ数を割り出してみました。

 新書版・本文120P(400円) 

 この辺が限界。本文120Pとしても扉や奥付などで数Pは取られますから本文は110P程度です。110P程度、だと原稿用紙で200枚前後。短いなぁとは思いますが、その枠の中で起承転結をつける為に、まずベースをどっちに取るかを考え始めました。

ベースの選択

プロット会で指摘があったのは要約すると
 【Aは導入が弱いがストーリーは理解しやすい】
 【Bは歴史物としては良いが理解しづらい】
分かるように書く、というほうが導入を強くするよりは得意なのでBかなぁと。それと共に本編の全体を俯瞰するようにはせず、焦点を少し絞ろうと思いました。物語は主人公の半生記として発行していますが、大きく3つに別れます。即位前、即位後、死後。

どこに焦点をあてるべきなのか?

即位前 →本編だと第1部。即位前の軍の動きやお互いの思惑は流石に伏せておきたい部分
即位後 →本編だと第2部の中盤まで。大規模戦争の見せ場はありますがここも伏せたい部分
死後 →本編だと第2部の最終部。ていうか上記二つが書けないならここしかないだろJK

ていう消去法で決めました。いつもそうだ。逃げ回りながら一番マシそうなのを選ぶ。

物語を引っ張る要素を入れたい

 B案だと終わり方が不思議、というご意見がありました。時代感は2千年前と後なのでネットやメール、パソコン、写真等、少し言葉を変えてファンタジーの土壌におきつつ表現は出来るだろうと思ったのでその路線で。
 B案というか元々本編は「後世の人間が資料などをみつつ書いている歴史小説」という体裁を取っています。時々書いてる女史が熱くなって「○○という説があるがこの小説では採用しない(キリッ)」とか吠えちゃう。この時点で女史は
 ・勝ち気で負けず嫌い
 ・漢氏研究者
 ・イダルガーン文書を史書として採用しろと吠え続けて○年、歴証委とは犬猿の仲
ていう設定は元々ありました。なので彼女を主人公として漢氏の文書を追わせようと。どうせなら若干恋愛要素を付け足して女子力ゲット(意味不明)。

恋愛ものとして作り替える為に

 勝ち気で負けず嫌いの女史が陥りやすい罠のうち、一番分かりやすい「緊張感のある関係性を好む」というのをつけてみました。相手を尊敬したいし、尊敬されたい。恋愛ならいいかもですが、結婚には絶対向かないタイプ→よしそれで元彼には捨てられちゃったことにしよう&元彼の奥さんをひっそり見下してるヤな女にしよう。あんまりヤな女にしすぎても読者の共感を得られないので少しゆるめたり自己反省したりで印象は操作するべきYes!
 元彼を奪い返すんじゃなくて新しい相手を出そう。元彼が彼女好みの知性派だったら反対のタイプがいいな。ゆるゆるグズグズの包容力のある感じにしよう。だから彼女より6~7は年上。後からエピソードをつけるか捨てるかは決められるからバツ1にしとこう。

キャラ設定とモチーフ

 女史→元彼に振られたことをまだ納得出来ない可哀相な子。
 相手→ゆるキャラだが話を進めるためには時々ギクリコするようなこと言う方がいいな
この辺に肉をつけていきます。特に相手の男性に関しては彼女のツンケンした部分を包んであげられるようなゆるいタイプがいい。
 丁度この作業をしていた頃に、女子力とは「ブラとパンツが揃っている」というのをどこかで見かけて「いやもうそこまで表面的だと逆に揃えたくない」とも思い、でもいざってときに脱ごうとしたらおばちゃんパンツってのは状況的に萌えるw て思ったのでそこに焦点をあてて話を狙うことに。
 

キャラの詳細

 元々歴史物としての資料と注釈ってのを書きたかったのでその部分を付け足すことにしました。だからやるべき事は
 1:解読
 2:恋愛
の二つ。解読は女史だけだとオール漢文というえらく手間の掛かるものになるので、もうちょっと柔らかいものをいれようと思いました。だったらもう恋愛の相手にやらせちゃえよYOU、て思ったので相手も学者に。
 ……て思ったけど、元彼が知性派タイプならこっちがむしろ学者だな、と思い、しかし解読融通出来るならこの相手も素人じゃないようにしないと。だから研究者崩れの一般人にしておく。研究を志して挫折したなら能力じゃなくて金銭とかのやるせねぇほうがいい、から貧乏。
 で、相手と女史でお互いの解読をしながら話を進めよう。であれば女史がイダルガーン文書をやる、ことにして対応するならこの相手がケイの文書をやってるのがいい。であれば彼の専攻は古語。

歴史物としての体裁

 お互いに文書解釈しながら進めていくことにする。多少はお互いの文書の中身が関連してた方が良い。だから本編の中核になる異母兄弟のレイプとかレイプとかレイプとかの部分を「例の件」というキーワードに置き換えて、ところどころにぶっこむことに。
 あと文書の年代測定の件を入れる。年代測定は多少曖昧なほうが肯定材料としてミスリードしつつ後に否定材料にも、その逆にも出来るから厳密性は回避。
 本編主人公の死後の中核はケイとイダルガーンの30年に亘る壮絶なヘタレ痴話喧嘩なのでそこをなぞりつつ、例の件の解題まで。

あらすじ完成(2次プロット)

 上記踏まえてあらすじ。

 主人公は漢氏の研究を専攻にする学者。結構いい年(逆算してギリギリ子供いけそうな年)。元彼にふられて今も未練たらたらだが、あっちは既婚者。ギギギ悔しい。(口にはしないけど)私の方がマシな女なのに。
 古文書の解読を依頼されて進めるうちに知り合った学者崩れと解釈の相談をするように。但し元彼に未練(ry 古文書は女史の専攻である漢氏の手記と、学者崩れの担当の文書両方付き合わせると実にくだらない痴話喧嘩であることが何となく分かるように。二人ともが本編主人公を超好きってことが分かればいい。
 解読するうちに何かホモレイプの話に終始するようになり、女史うんざり。男性馬鹿受け。しかし本物だと信じる証拠があったので女史は自信満々で解釈文を提出し、学者仲間(元彼含む)から鼻で笑われてキィー!
 どさくさで学者崩れとくっつく。見返してやるわとひたすら研究にいそしむが全然論文通らない。あまりに通らないから腹が立ってカッとなって小説にしてやった。反省はしていない。←終わり
 
ていうものに。最後は本編へゆるーくつなげようと思ったのでそんな風に。どうせ元から本編の1巻には適当に書いてる女史の名前と適当にくっつけた協力者2名くらいへの謝辞があるので名前は全部そっちを流用。何となくかっこいいからって理由でひっつけてあった謝辞万歳である。