2次プロット(1)

 ここから先はシーン分けです。長いので1と2に分割しました。

シーン分割の前に

最初に、この本はP数と頒価が王様の命令よりも絶対です。絶対に400円をオーバーしない=本文110Pを超えない。だからシーンの数を少なくしなくてはいけません。私は1シーンの長さを分割するとき、2の倍数のP数-1で考えます。この-1は扉の分です。後に台割りもお見せしますが、全て本文奇数+扉1のシーンページ数になっています。同人誌作るときは割と気にしてる方もいるとは思うのですが。

1シーンの目安のページ数を決める

 上記を達成する為、ある程度はページ数をコントロールしながら書いていくことになります。これはP数があらかじめ決まっている本なのでそうなりますが決まっていない本、書きっぱなしで書けたところまででいい本(ex:創国記の本編など)はこんなめんどいことはしません。
 構成上、女史と男性の翻訳した古書が交互に読めるようにしたいと思ったので、「現代」→「過去(女史担当分)」→「現代」→「過去(男性担当分)」というように交互に来るようにしました。それと共に、現代なのか過去なのかをすぐに分かるようにするため、現代のシーンを女史の一人称、過去のシーンを手紙や日記という男性側の一人称に近いもので記載することにしました。
 シーンは12ぐらいが正直限界だろうとは思いました。私は元々細かく心理描写を綴っていくタイプなので一つのシーンがセリフや動作が少なめです。動きはそれほどない話になるし、1シーンは長めなので20は絶対無理。ページオーバー。そして現代→過去→現代の繰り返しになるなら、シーンは一つ減らして11。減らす、のは1シーンを長めに取りたいからです。単純に計算して、1シーンは扉含めて10P、つまり本文9P基準となりました。

シーンを分割する(当初目安)

 当初目安、とついています。これは最初の目安としてシーンを分割し、その後の進行などで書き換えることがたまにあるからです。大体は最初の通り着地していきますが。シーンは11。

1・現代
 スタート。女史は古文書を手に入れた!彼氏いない暦数年。ドライな部分と夢見がちな部分を両方織り込む。女史の境遇の説明。

2・過去
 女史の担当する古文書の内容(イダルガーン文書)。例の件、を1回。あと二弟の死の件をまず予言。ケイとの不仲への言及(俺悪くねーし!泣いてねーし!!あっちが土下座したらいいし!!!)とそのためにエルシアンを思い出し→ケイを思い出してイラっ。

3・現代
 女史のパンツの話。ドライな語り口で。2の記述と彼女が知ってる歴史の齟齬を少しあげておく。エルシアンの実存説と虚像説の並列。後半パーティー。男性と出会う。最初の印象は悪い。やっぱ元彼を忘れられない描写。

4・過去
 男性の担当分。↑で交換の約束しとけ。ケイの手紙は3タイプ(家族宛・仕事モード・友人からの手紙)。家族宛は普通の優しいおっさん。仕事モードは頑な。友人からの手紙はちゃんと好意の基盤があると分かるものを。エルシアンの話をしてる部分を抜粋。仕事モードは2の二弟の死の前後の話を。「例の件」をぶっこめ。

5・現代
 女史の元彼がよりを戻そうと寄ってきて、それを男性がブロックするも女史の女子力の低さというか恋愛低脳であることがバレる回。あと歴史認識がどう違うかを、男性とのやりとりで少し。「例の件」はまだスルー。

6・過去
 女史の担当分。イダルガーン文書。アリエドへ行った二弟の暗殺の知らせがきて落ち込んでいる。分かってたけどやっぱキツイ。自分とケイの間に挟んで結局殺してしまった気がする。運命論的には必然なんだけども、それと感情は別。感情の話だけすりゃいいんだったらエルシアンを救ってやりたかったしそのために色々突っ込んだのに結局苦しめただけで何も出来なかった(むしろこっちが辛い)。それを誘導したのもケイなので、俺はあいつを許さないんだからね!ぷんすこ! ←もう坊主憎けりゃモード

7・現代
5で恋愛低脳って言われた「次は嫁の愚痴」「もう一回君と付き合ってた頃みたいに楽しめたら良いのにな(チラッ)」になるって言われたことがちゃんと実現して「心の底からお前にはがっかりだ!」

8・過去
 男性担当分。ケイの最初の嫁と今の嫁の話。6へのアンサーソング。むしろディスり返す。ホントに大人げねぇ。でも出先でイダルガーンに「黄色い」ていった馬鹿は俺が公開処刑(文系的な意味で)でギッタギッタにしたるわ。のび太をイジめてもいいのは俺だけだ。

9・現代
男性と元嫁の話をしているうちに離婚の理由とか教師になった理由とか。ちょっと良い感じに。元嫁のフラグをへしおる回。↑5あたりに元嫁フラグ突っ込んどけ。

10・過去
女史担当分。イダルガーン日記。「例の件」の解題と墓所の場所の通知。

11・現代
オーラス。墓所の通知をネタに文書の解釈を自分の分で押し通そうとするが鼻で笑われる。悔しかったので号泣。「これは君の仕事だ」→くっついてパンツの話。それから4年くらい吹っ飛ばして小説にして出すことにした(論文としては通らないから)女史の悔し吠え。