覆面作家企画6

参加しています。
bnr200_w

■作者名 
 石井鶫子とうこ

■サイト名&アドレス
 ショボ~ン書房 http://syobon-novels.com/

■参加ブロック
 Bでしたー!

■自己紹介、プロフィールページはありますか?
 あったかな……忘れた
 ※追記 なかったwwww 「初めての方はサイト紹介を読んでネ♡」って書いて置きながらそれもなかったwwww どうしたの俺、夢でも見たの?

■好きな(得意な)ジャンルはなんですか?
 ファンタジーが大好きですっ
 あとホモとニアホモ、それと華奢属性と眼鏡、ピアノ弾く男子、骨格系男子

■好きな作家さん&作品を教えてください。
 小野不由美さん、林真理子さん(但し最近のはもう駄目ですね)、篠田節子さん、川上弘美さん
 あら全部女性やんけ
 ※追記 あ、作品もいるのね……だったら江國香織さん追加(そしてまた女流)

小野不由美さん 十二国記
林真理子さん ミカドの淑女
篠田節子さん 弥勒
川上弘美さん 神様
江國香織さん 神様のボート

■最近読んだ本の中で、オススメの1冊と言えば何ですか?
 最近創作文芸の同人誌しか読んでなくてですね……
 ・白い河のほとりにて
 ・愛しのナー
 ・魔術年代史
 ・一匹狼

■創作以外の趣味はなんですか?
 野球観戦、ていうか阪神

■今まで、覆面作家企画に参加されたことはありますか?
 ないです(*ノωノ)

■前回参加時、あなたの作品はどなたの作品だと推理されましたか?
 参加してないの(*ノωノ)

■前回参加時、あなたは誰の作品の作者と推理されましたか?
 わたし、初めてなの……(*ノωノ)

■前回と同じブロックだった作者さん、今回もいますか?
 ごめんね、初めてで、めんどくさいよね(チラッ

■この作品を書くのに、どのくらい時間がかかりましたか?
 90分くらい。めちゃくちゃ時間なかった。

■ズバリ言って、今回、あなたの作品を推理するのは簡単ですか?
 あんま隠れてないので簡単とは思いますが、あまりオンノベ交流してないので、そもそも私の小説読んだことがある人のが少ないだろと思うので消去法で最後まで残ると推理するんだよっ

■この企画のために書いた作品、他にもありましたか?
 ありません。とにかく時間が無かった。

■その作品を提出しなかった理由は?
 ごめんね、めんどくさいよね、書いてないの(*ノωノ)

■この企画への参加作品以外で、一番最近書いた作品は?
 同人誌だから……
 オンラインだと多分「水泡の夢

■その作品は、推理のための重要なヒントになりますか?
 お嬢ちゃんそのために40万字を読むつもりなら参考になるけどお勧めしないな…… 

■企画への意気込みをどうぞ。
 私は、今宵、推理される。推理される為に書きなぐるのだ。覆面のみなみなをまやかす為に書きつづるのだ。ネジ子の奸佞かんねい邪智を打ち破る為に書きむせぶのだ。書かねばならぬ。そうして、私は推理される。若い時からプライドを守れ。さらば、美文。
 若くもない私は、眠いのが相当つらかった。幾度か、なんかもういいやって立ちどまりそうになった。オウ、オウと大声挙げて六甲颪を歌いながら書きまくった。序を終えて、破を流し、急を整え、エンドマークに着いた頃には、夜は更け、日はとうに沈んで、夏コミ終わったばっかなのに何やってんだろって思った。鶫子は額の汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや推敲するだけ。この小説は、きっと同ブロックの連中のよいカーテンとなるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに「おわり」と書けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり推敲しよう、と持ちまえの呑気さを取り返し、鳥谷の応援歌をいい声で歌い出した。
 むふむふ読み直して二度三度、そろそろ飽きてきた頃、降って湧いた災難、鶫子の筆は、はたと、とまった。見よ、前方の矛盾を。きのうの寝不足で脳のキャパシティは混乱し、惰眠滔々と瞼に宿り、猛勢一挙に論理とつじつまを破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵にストーリィの骨子を跳ね飛ばしていた。
 鶫子は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りにゴメスとマートンの名を呼びたててついでに応援歌も歌ってみたが、阪神の中継ぎ陣は残らずDeNAに打ちのめされてみる影もなく、頼りになる大砲の姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。鶫子は布団にもぐりこみ、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。
「ああ、鎮めたまえ、荒れ狂う(主にDeNAの)打線を! 時は刻々に過ぎて行きます。月も既に中天時です。時間がきてしまわぬうちに、ともかく矛盾を解決することが出来なかったら、せっかく申し込んだのに手間だけが無駄にさせてしまい、企画管理人が、私のために舌打ちするのです。あと小説が駄目ならせめて阪神を勝たせてくださいお願いします」
 濁流は、鶫子の叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今は鶫子も覚悟した。矛盾はどっか適当に誤魔化すより他に無い。
 ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠で必死に塗り込めた小説を、いまこそ群衆に埋没させて見せる。鶫子は、ばちりとラジオを叩き消し、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う矛盾を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに「そこまで必死なら曖昧にしとけよ……」ってヒントを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、エンドマークに、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。鶫子は馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまたラジオをつけた。一刻といえども、阪神を応援しないわけにはいかない。試合は既に終盤にさしかかっている。打てないいつものアカン虎に苛々荒い呼吸をしながら誤字脱字をとり、とり切って、ほっとした時、突然、目の前に仕事帰りの旦那が躍り出た。
「待て。」
「何をするのだ。私は日付の変わらぬうちに投稿完了せねばならぬ。放せ。」
「どっこい放さぬ。俺の飯をつくれ。」
「私には小説の他には何の趣味も無い。その、たった一つの趣味に、これから必死になってやるのだ。今日DeNA勝った以外に何が欲しいのだ」
「それはいいから、飯が欲しいのだ。」
「さては、私の趣味を邪魔するつもりであったのだな。」
 旦那は、ものも言わずカップ麺の湯を沸かしはじめた。鶫子はひょいと、からだを折り曲げ、飛鳥の如くPCの前に座り、ついでにコーヒーを所望した。
「気の毒だが投稿のためだ!」と猛然一撃、たちまち、誤字を3つ取りきって、迷いの残る胸が「まあもういいか時間ないし」とつぶやく隙に、さっさとポチって投稿を終えた。



ていう感じで結構頑張ったよ僕。